漢方・東洋医学
東洋医学は、古代中国の伝統医学が元になり発展しました。疾病の原因が何であるのか、患部だけではなく全身を診て診断し、その原因を改善する治療を東洋医学では行います。治療法として、天然由来の植物・鉱物を生薬として組み合わせる漢方薬の服飲や、からだのツボを刺激し血流循環や自律神経を整える鍼や灸などが用いられます。倦怠感・頭痛・めまい・不眠・腹痛・便秘・冷え性・のぼせ・動悸などの不調(不定愁訴)には、西洋医学では異常なく健康と診断される場合があります。東洋医学は、これら「未病」の信号と個々人の体質を照らし合わせ、体全体のバランスを整えて改善を目指すことができます。