外苑前駅の耳鼻科(耳鼻咽喉科)の病院とクリニック｜東京メトロ銀座線

当院は「一般耳鼻咽喉科的診療」と「専門である音声言語医学的診療」を2つの柱としております。音声言語医学とは「声」と「ことば」を扱う医学で、声帯ポリープ等のように実際に声帯に病変が見える疾患のみならず、心因性発声障害・言語障害（発音の障害、失語症等）といった幅広い疾患群をその対象とします。また、適切な発声法の指導や、話し方の訓練といった、健常な方がより高いレベルをめざす分野も含まれます。

山王病院は、各分野において高い専門性を持つ医師やスタッフをそろえ、全診療科がバランスよく揃った総合的な病院として体制を整えております。また、センター方式によりチーム医療の実現を図っております。アメニティはもちろんのこと、医療設備においても高度医療機器を備えるとともに、同じ地域にあるグループ施設の山王メディカルセンターや国際医療福祉大学三田病院と連携することで、万全の診療体制を敷いております。

「耳」といっても聴力だけでなく、平衡感覚、つまり「めまい」も耳鼻科で扱う病気ですし、他にも「嗅覚」「味覚」といった感覚器のみならず、口唇、舌、口腔内、首から上にできた「しこり」や、顔面神経麻痺なども耳鼻科領域の疾患なのです。幼小児で風邪をひいて鼻が出ているような場合には、中耳炎の場合もありますから耳鼻科も受診してみて下さい。混んでいる場合には、携帯電話への呼び出しも行います。

一般の医療機関では難しい専門医療を必要とする患者さんや、病気が進行中の急性期の患者さんの治療に、全ての医療スタッフが協力してチーム医療を行っています。高難度の手術に対応可能な医療機器を備えた25室で手術を行っており、その中にはがんに対するロボット手術、臓器移植、経カテーテル大動脈弁留置術をはじめとする血管内治療などの先進的な手術も含まれます。救急センターは手術センターおよび集中治療センターと専用エレベーターで直結され、質の高い急性期医療を提供しています。新生児、小児ICUも整備し、無痛分娩も導入するなど周産期・小児医療にも力を入れています。当院は特定機能病院として高度で安全な医療を提供するとともに、豊かな人間性と深い知性を有する医・看・薬の医療人の育成も行っています。